腰用サポーターが腰痛悪化の原因に?

腰用サポーターは巻くだけで腰痛を改善してくれる手軽ささもあり、長年愛用している人も多いことでしょう。ですが一部ではこうしたサポーターを一度使いだすと、腰痛が悪化してサポーターなしには戻れなくなってしまうとも言われているそうです。いったいそれはなぜなのか。詳しく紹介します。

腰用サポーターで腰痛悪化?

そもそも慢性的な腰痛の原因は体の歪みなどによって腰への負担が大きくなったこと、冷えによる血流の悪化、腹筋や背筋のおとろえなどによっておこります。そのため腰用サポーターは腹筋や背筋の代わりとなって腰を支えて姿勢を正しくし、巻くことで血行促進させて腰痛を改善してくれるそう。

そのため腰痛で悩んでいる大半の人は腰用サポーターを巻くことで腰痛が改善するのですが、根本的な解決にはなっていません。とくに加齢や運動不足などによる腹筋、背筋の衰えによって腰痛が起きている場合はサポーターのためにさらに筋肉が衰え、巻いていない状態では腰痛が悪化することもあるのだそう。なのでサポーターはあくまで対症療法と考え、根本的に腰痛を改善させたいなら自分で努力することが必要です。

また筋力が衰えてくるとサポーターの支えが追い付かなくなり、少しずつ巻いている状態でも痛みがぶり返してきます。そうするとよりしっかりと支えてくれる締め付けの強いサポーターに新調したり、強く締め付けてしまいがちですがこれも悪化させる要因に。適度な締め付けは血行促進してくれるのですが、過度な締め付けは血流を阻害させてしまいます。そうすると下半身への血流が悪くなってしまい、腰痛だけでなくむくみや疲労感、倦怠感などの不快な症状が出てくることも考えられます。

一時的にサポーターを使って腰痛対策をするのはとても効果的なのですが、あまりにサポーターに頼り過ぎてしまうと大変なことになってしまうのです。

まずは腹筋、背筋を鍛えよう

サポーターを使いつつ、根本的に腰痛を改善させたいならやはり腹筋や背筋を鍛えることが有効的。重要なのが腹筋だけ、背筋だけではなく両方の筋肉をバランスよく鍛えること。ほかにも腹部のインナーマッスルを鍛えるのも効果的です。インナーマッスルは正しい姿勢を作るのには欠かせない筋肉でもありますし、いくつになってもきれいなスタイルを作るのに欠かせません。またバランスを崩しにくくする、という作用もありますのでロコモティブシンドロームの予防にも期待が持てますね。鍛えておいて損はない部分です。

今自分の筋肉が衰えているかどうかをチェックするポイントは、正しい姿勢をキープできるかどうか。お腹をひっこめ、胸を少し張るように立つか座るかしてみてきつくなければそこまでおとろえていません。キープし続けるのがきつい、と感じるならおとろえている証拠ですので意識的に腹筋や背筋を鍛えましょう。最近は若い世代の人でも筋肉、とくに背筋が衰えているそうですので気を付けてみてください。

腰痛はもはや現代人の生活習慣病、といっても過言ではないほど多くの人が悩んでいる症状です。とくにスマホやパソコンが普及してからは、腰痛に悩まされる人が急激に増えたともいわれています。体を鍛えたり運動をするのは面倒ではありますが、毎日つらい腰痛に悩まされるよりはいいのではないでしょうか。ダイエットや生活習慣病予防にもなりますので、ぜひサポーターばかりに頼り過ぎず、自分自身も努力しましょう。