内臓HDD管理から外部メディア管理へ

現在のパソコンに搭載されているハードディスクなどの記憶媒体は、1TBといった大容量のものが珍しくありません。ちょっと少ないなと思うものでも250GBくらいはあります。ですので、内臓ドライブに格納するフォルダでデータ管理をする場合も多いですが、外部媒体を使用した方が管理が楽な場合もあります。

何でも内臓ハードディスクに保存する弊害

いろんなデータを扱うので内臓ドライブは大容量が良いと考えるのは自然なことです。しかし、その結果を考えると必ずしも良いことばかりではないようです。もちろん、デスクの整理整頓と同じようにパソコンのデータもきちんと整理できるというなら大きな問題にはなりません。ただ、それが苦手な人だと困ったことになるのです。

パソコンのデスクトップ一面に、ぎっしりとアイコンが並んでいて、フォルダアイコンとファイルのアイコンが入り乱れているようなパソコンの場合、何のデータがどこに入っているかすぐにはわからないケースがあり得ます。

内臓ディスクの容量が大きいことに頼って、とりあえず適当にパソコンに保存しておくという習慣から来るものでしょう。必要なデータをすぐに探せない、同じものがいくつも出てくるといった困った現象がみられるのもこうしたパソコンに多い感があります。

フロッピー時代は管理しやすかった

管理の問題は個人の資質に帰結する部分があることは否定しませんが、ハードディスクが一般化する前はパソコン内にデータを保存するという概念はあまりありませんでした。そして、あの時代のデータ保存はフロッピーディスクが全盛でした。1枚のフロッピーディスクの容量はといえば、例えばメジャーな3.5インチ両面高密度の2HDで1.44MBです。

1.44MBという現在の感覚では想像もできないほど小さな容量ですから、あれもこれも格納することはできません。従って、極めて限定的なグループタイトル毎に使用するフロッピーディスクを分けることが当たり前でした。ここでは、個人の資質の問題はあまり関係なかったように感じられます。つまり、その点では現在より管理がしやすかったわけです。ここに効率的で疲れないデータ管理のヒントが隠されているのです。

データは外部記憶装置などで管理する

整理が苦手な人の場合、パソコンに内蔵したCドライブやDドライブにデータをため込むと収拾がつかなくなるおそれがあるわけですから、単純に外付けハードディスクを用意しただけでは同じ結果になりやすいです。それでも、内と外で分けるという点では進歩が望めます。そこで一歩進んで、DVDやブルーレイ、USBメモリなども活用するのです。

理想はフロッピーケースから必要なディスクを取り出していたようなイメージですが、そこまでではいかなくても、何がどこにあるかが一目でわかるようにすることです。実際問題として、パソコン内に紛れ込んだデータを探すのは疲れますし、それで動作が重くなれば疲労度合いも増すというものですからね。