全ての痛みは姿勢の歪みから

姿勢の歪みは、日常のありとあらゆる場面で痛みを引き起こす原因になります。そして歪みを引き起こしているのが、普段何気なく行っているクセ。それさえ正すことができれば、腰などの負担が軽減され痛みも改善されるはず。もちろん肩こりや眼精疲労、むくみなども改善できる可能性があるのです。

あなたはこんなこと、やっていませんか?

日常生活、とくに日中の大半を過ごす会社でよくやりがちな姿勢をゆがませてしまうクセをいくつか紹介します。思い当たるものがあれば、ぜひ改善するよう心がけましょう。

・足を組んで座っている
デスクワークを日々こなしている人には多いクセのひとつですね。なんとなく足をそのままの状態にしておくと集中できず、つい無意識に足を組んでしまうことはないでしょうか?もしくは仕事中はしていなくても食事をするとき、自宅のソファなどでくつろいでいるときに足を組んでいませんか?そんな人は要注意です。

とくにつねに同じく見方をしている場合、多かれ少なかれ骨盤がゆがんで重心の位置が崩れていることが考えられます。そうするとバランスを取ろうと全体的に歪んでしまい、腰のようにいちばん負担がかかりやすい部分に痛みが発生します。理想は足を組まないこと。無理ならば足をこまめに組みかえ、できるだけかたよらないようにしましょう。

・頬杖をつく
こちらも一見何気ないクセですが、じわりじわりと体をゆがませる原因です。さすがに仕事中に頬杖をついたまま、という人は少ないでしょうが休憩中や食事中といった気のゆるむ場面でついやってしまいがちですね。

頬杖をつくと片側のアゴに強い負担がかかります。アゴはご存知の通り顎関節でつながっているため、片側だけに負担をかけ続けると顔が少しずつゆがんできます。その影響で体のバランスがくずれ、姿勢の歪みに繋がってしまうのです。顔の歪みは首こり、肩こりや頭痛、眼精疲労など上半身の痛みに繋がりやすくなっています。とくに頭痛に悩まされている人はぜひ頬杖に気を付けてみてください。

・イスに浅く座る
こちらもほとんど無意識にやっていることが多いクセのひとつ。背もたれにもたれればラクな姿勢になるようですが、この状態でパソコン操作などをすると色々な部分に負担がきます。まず浅く座ることによってお尻が安定せず、重心が定まっていない不安定な状態になりますね。そのため全身が緊張しがちになるうえ、パソコン操作によって前かがみの姿勢をキープし続けることも重なり、デスクワーク症候群の症状が出てきてしまいます。

こうなってしまうと集中力も途切れがちになり仕事の効率も下がるため、痛みと効率悪化の悪循環に。まずは意識的にイスに深く座るようにしましょう。

体の歪みを整えるなら、骨盤から

こうした様々なクセでくずれてしまった姿勢の歪みは、そう簡単に直せるものではありません。よくも悪くも人の体は学習するもので、つねに姿勢が悪いとそれが当たり前になってしまい、歪んでいるのが自然ととらえてしまうのです。そのため姿勢の歪みをとるには正しい姿勢を根気よく長期間続ける必要があります。

そこでまずは骨盤の矯正から始めてみましょう。女性の間では出産によって骨盤が開いてしまうことが多いため、骨盤矯正は割とポピュラーですが男性でやっている人は少ないはず。確かに女性に比べれば男性の骨盤は歪みにくいですが、多少の歪みはあるでしょう。

対策としてはもっとも効果的なのは整体院での施術。定期的に通えば確実に歪みを矯正することが可能です。ほかには骨盤矯正用の座椅子などを活用し、自宅にいるときにできるだけケアを行うこと。また腹筋と背筋をバランスよく鍛えることも効果的です。そしてもっとも大事なのがこれ以上歪みを悪化させないように、悪いクセを直すことです。頬杖をつかない、足を組まない、イスには深く座る。まずはできるところからコツコツと対策をしていきましょう。